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北 ｢ 俺からお開きにするなんて言ったけど最後に、
連絡先交換しない ？ 俺またAちゃんと
ご飯とか行けたらいいなって思うんだけど ｣
｢ えええ っ、 いいんですか … ？
是非 っ …… ！！ わたしもひろくんとご飯
行きたいです ！ ｣
北 ｢ ふははっ 、 (笑) 嬉しいな 〜 (笑)
じゃあふるふるしよ ？ ｣
｢ ふふ、 はいっ (笑) ふるふるしましょ (笑) ｣
右手にスマホをもってふるふるしよ？って
ジェスチャーしてくるひろくんがなんだか
すっごくかわいくておかしくて笑っちゃった (笑)
北 ｢ よーっし 、 連絡交換完了 ！ 帰ろうか ！ ｣
｢ ですね っ ！！ あ、お金 …… ｣
北 ｢ いーのいーの っ！ これは俺が払う 〜 ｣
個室の入口にかけてあった伝票をぱって
素早く取るとわたしから取られなように
脇に挟んで自分の荷物もって
頭上にあげて取られないようにしてみたり
体力のあるひろくんに遊ばれてわたしは息切れ
｢ はぁっ … はぁっ … ひろくん っ … あとで …
お金 返す っ … はぁっ … ｣
北 ｢ ふはっ …(笑) 息切れしてんじゃん (笑)
はい、 ここで休んでて ？ 俺お金払ってくるから ｣
玄関に置いてあったベンチに座らされて
頭をぽんぽんって撫でられたあとレジに
向かっていったひろくん
いや頭ぽんぽんって …… /
そんなことここ最近彼氏のいなかったわたしに
したらすっごく恥ずかしくてなんだかくすぐったい
…… だけどすっごく嬉しかった … なんでだろうな
別にひろくんのこと好きなわけじゃないのに
北 ｢ おまたせ 、 疲れたなら手貸そうか ？ (笑)
酔い回ってきたんじゃね 〜 ？ (笑) ｣
｢ もーっ ！ からかうならご飯行ってあげません 〜
ひろくんのばーか っ (笑) ｣
北 ｢ ねえごめんって 〜 (笑) 冗談 ！！
ご飯行ってくれなきゃ俺寂しくて死ぬ ！！ (笑) ｣
｢ ふふ 、 ひろくんほんと大袈裟 (笑)
わたしとご飯行かないだけで死ぬわけないよ (笑)｣
ぴーっぴーって自動で開くひろくんの車の扉
黒のすっごく見た目もかっこよくて
ここの椅子ほんとに眠くなっちゃうくらい
ふかふかで心地よい
北 ｢ 眠かったら寝なよ ？ はいブランケット ｣
｢ あ、ありがとうございます …！｣
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作者名：みそら | 作成日時：2019年3月4日 19時
