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『 おはよ 』
「 もう昼ですけど、お姉さん 」
ご飯の準備をしてくれていたのは大志
キッチンに立ってニコッと笑う姿はまさに女性らの理想の男性だろう
『 何か手伝うよ 』
「 あー、じゃあ亮くん起こして来てくれない? 」
了解とだけ言って彼の寝ている部屋に向かった。
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『 起きろ、変態 』
思いっきり布団を引き剥がす
「 うわぁ、 さむっ 。 A?もしかして、寝込みを襲いに… !? 」
『 誰がするか、 早くしっ !? 』
話している途中に後ろから腕を回されベッドの上の彼に収まる形になった
『 何してんの 』
「 布団の代わり 」
『 馬鹿なの? 』
「 愛情表現 」
抜け出そうとしても固くホールドされてるため、動くことすら出来ない
『 だぁぁ、離せ 』
「 やだ 」
『 たいしぃぃぃぃいいい 』
自分ではどうにも出来ないため、助けを呼んだ
寝起きでこんな声出したの初めてだよ
ドタバタと走ってこっちに向かってくる音が聞こえた
「 もうっ! なんか遅いと思ったら!!! 」
『 オソワレタカラタスケテ 』
「 亮くん、離してあげて 」
チッと舌打ちが聞こえた
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bymylv(プロフ) - 読んでてすごく楽しいです!更新楽しみにしています! (2018年10月28日 12時) (レス) id: f690e3783b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:もづく | 作成日時:2018年10月26日 21時