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正「 …おはよ、A 」

「 …おはよう、よしくん、」

数日後から施設の申請もおり漸くよしくんのお家で住めることになりここ数日はよしくんとひとつのベッドで抱きしめあって寝ることになって朝はいつもド○○キ。

正「朝からAがいる、幸せや。」

という言葉は何回目かな、とくらい毎日そう言ってくれて正面から抱きしめ直してくれた。
だけど、私御手洗に行きたくて仕方がない。

「 …んん、よしくんトイレ、」

正「ええ、もう少し我慢できひん？」

行きたくても離してくれないから布団の中でもぞもぞして最終的によしくんのほっぺを摘んだりする。

正「痛い痛い…はよいっておいで」

やっと解放され温っと立ち上がると颯爽と御手洗へ。昨日寝る前に行くの忘れちゃったんよね。
こんなのんびりしてても言うて今日も平日だから学校。

電車は一緒の方面だけど2駅の差がある違う学校。

トイレから戻ると部屋着からちょうどカッターシャツを羽織ってるよしくんにかっこよくてつい見とれてしまった。
こちらに気づいたよしくんは、ん？と首をかしげてにこにこ。

「よしくん朝ごはんはパンでいい？」

正「パンで大丈夫やで」

キッチンに行きトーストで焼くパンの準備をしてると後ろからまたぎゅうっと抱きついて首筋に顔を埋めてくる。

「んん、擽ったい、」

正「もうちょっとだけ、」

こうやって、毎日朝を迎えられて今本当幸せ。