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「 …やぁ…だっ… 、よし、く…っ」

「お前、良規のことが好きなんやな？ダメな娘に育てたんは誰やねん、ほんま。兄妹で結婚とかできひんの分かっとるやろ分からんかったら身体で分からせたるわ、」

視界が突然暗くなり更に積もる恐怖、何をされてるのか分からないけど身体がスゥスゥとするから脱がされてる感覚があるのはわかった。

「 …やっ … んん …っ、」

突然、身体に変な感触が伝わり体がゾクッとして胸の先がピクピクとなにかに動かされて変な感覚になった。それと同時に自分で聞いたことない変な声が出てとてもとても恥ずかしいのと怖さで溢れかえる。

「痛い … っ、」

「やから黙ってろって何回言ったらわかんねん」

しばらく何かに襲われているとどこからかすごく大きな倒れる物音がして上から押さえつけられるような力も無くなった。

良「 A… っ … 、」

「 … ふぇ…っ、よし、く… っ？」

良「そうやで、お兄ちゃんやで … ごめん…遅くなって… もう大丈夫やから… 」

手に結ばれていた圧と暗くなっていた視界が一気に明るくなってぎゅうっと帰ってきたよしくんに抱き締められた。

「よしく…っふえぇ …っ、」

良「よしよし … もう大丈夫 … 。」

自分が何されていたのかよく分かってない状況の中よしくんが着ていた高校の制服のブレザーが肩に掛けられてありぎゅうっと優しく抱き締めてくれた。