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sk side
hs「おはよ作ちゃん」
sk「おはよ」
事務所の廊下の向かい側からはしもっちゃんが歩いてきて手を振られる
今日もイケメンスマイル。眩しい。
でもただの自分の気のせいだろうか
最近はしもっちゃんの顔がやつれてきているような気がする
また食事制限でもしてるのかな、と思いその時はあまり気にしなかった
練習途中の休憩でトイレから稽古場に戻るため廊下を歩いていると
空いている楽屋からはしもっちゃんの声が聞こえておもわず足を止めた
ちらっとそちらの方を見ると扉の隙間から中の様子が見えて
誰かと話しているようだったが目に入ったのははしもっちゃんだけだったので電話していることがわかった
hs「今日帰るの遅くなりそうなんだけど、」
「え、いやだから無理だって」
「…わかった、はい、ごめんなさい、」
その声はどこか震えていてふと最近のはしもっちゃんの顔がやつれてきていることを思い出した
まさか今の電話と何か関係性があるんじゃないかと変な予感がした
その場に立ち止まって自分なりに色々と考えていたらその楽屋の扉が開いた
出てきたはしもっちゃんの瞳は涙で濡れていて
頬には一筋涙の跡があった
sk「はしもっちゃ、」
俺の呼び止めに応えずに去ろうとしたその腕を掴んだ
やっぱり掴んだ感じ細くて。
ますます心配になる
sk「ひとりで抱え込まないでよ。」
そう言って俺が抱きしめるとはしもっちゃんはわんわんと声を上げ泣き始めた
背中を擦りながら他のスタッフさんとかの目を気にしてまた空いてる楽屋にふたりで入っていった
ソファーにはしもっちゃんを座らせ自分も隣にぴたりと身体を合わせて座って相手の手を握りながら問う
sk「ゆっくりでいいから、言えるとこまで話せる？」
するとはしもっちゃんは1度小さく頷き震えた声で今の彼氏との関係性について話し始めた
こんなにも苦しい思いをしていたのに気づいてあげられなかった。
俺なら絶対に幸せにしてあげるのに。
そんな悔しい思いで胸がいっぱいになり無意識に口が動いていた
sk「俺じゃだめ？」
hs「…え？」
sk「同じグループになった時から俺ずっとはしもっちゃんのこと見てたんだよ？」
「俺ならそんな苦しい思いさせない。」
hs「作ちゃん、」
はしもっちゃんは潤った目で俺を見つめてきた
するといつものあのキラキラな笑顔を浮かべ勢い良く俺を抱きしめた
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樹(プロフ) - いえいえ〜。ありがとうございました。 (2021年3月29日 8時) (
レス) id: 493b02bd6e (このIDを非表示/違反報告)
蜻蛉ﾄﾝﾎﾞ(プロフ) - 樹さん» リクエストして頂いたお話移行先の方に投稿させて頂きました!遅くなってしまい申し訳ありません汗 (2021年3月29日 2時) (レス) id: 9229141df0 (このIDを非表示/違反報告)
蜻蛉ﾄﾝﾎﾞ(プロフ) - 桔梗さん» リクエストして頂いたお話移行先の方に投稿させて頂きました!遅くなってしまい申し訳ありません汗 (2021年3月29日 1時) (レス) id: 9229141df0 (このIDを非表示/違反報告)
蜻蛉ﾄﾝﾎﾞ(プロフ) - ぴょんさん» こちらこそ!リクエストありがとうございました~ お気に召して頂いた様で何よりです^^* (2021年3月27日 0時) (レス) id: 9229141df0 (このIDを非表示/違反報告)
ぴょん - ありがとうございます〜！ytかわいい（泣）またリクエストさせて頂きます！ (2021年3月26日 23時) (レス) id: 65db10016a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蜻蛉ﾄﾝﾎﾞ | 作成日時：2021年3月1日 0時
