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売り場へつくと家具と同様めちゃくちゃおしゃれだし機能性抜群のも沢山あってまた迷う
胸を弾ませながら選んでいると
後ろから疑問形で名前を呼ばれ反射的に振り返った
ﾓﾌﾞ「あ、やっぱり涼だ。」
今いちばん会いたくなかった人
久しぶりに会ったその人の顔を見て無意識に後方へ足を下げる
するとそれと比例して向こうがじりじりと追い詰めてきた
ﾓﾌﾞ「俺さ、涼に別れようって言われたあの時からもずっと好きだったんだよ？」
「また付き合ってよ。」
俺は相手を睨みながら静かに首を横に振った
すると相手はあの頃みたいに不機嫌な顔になり小さく舌打ちをした
ﾓﾌﾞ「は？意味わかんねぇんだけど」
hs「いや、無理なものは無理だから、」
ﾓﾌﾞ「うるせぇな、黙って素直にこっち来いって」
すると腕を掴まれ相手の方へと引っ張られた
掴まれたところがひりひりと痛む
恐怖からかうまく身体も動かせずにいると
後ろから俺らに向けて声がかけられた
sk「何やってるんですか。」
その声は落ち着いてるけど、でもどこか怒りが籠っているような低いトーンだった
すると作ちゃんは相手の腕を掴み俺の腕から離した
作ちゃんは相手の腕を乱暴に投げるように離せば俺の前に立ち相手の方を向いた
視線いっぱいに広がる背中がとても頼もしい。
sk「これ、僕のなんで。」
「気安く触らないでもらっていいですか。」
ﾓﾌﾞ「ち、彼氏連れてきてたのかよ、」
また軽く舌打ちをしてそんな言葉を小さく呟きながらポッケに手を入れて向こう側へ消えていった
見えなくなるまで作ちゃんはそちらを睨みつけるように見送ってから俺の方へ振り返った
sk「大丈夫？」
まだ恐怖で強ばった身体でなんとか小さく頷くと
作ちゃんは俺を寄せて包み込むように抱きしめながら片手で俺の頭を優しく撫でてくれた
途端に安心感がふつふつと湧いてきて目頭が熱くなりに涙が溜まった
sk「ごめん、別行動なんかさせちゃったから、」
hs「ううん、全然。」
「助けてくれてありがと、作ちゃん。」
作ちゃんの胸元に埋めた顔を上げて作ちゃんの目を見つめ軽く唇を突き出す
sk「え、ここで？」
「見られちゃうかもよ？」
hs「いいよ別に。はやく。」
sk「もう、しょうがないなぁ。」
すると作ちゃんはちゅ、と軽く俺と唇を合わせた
そのくちづけは俺の涙で少ししょっぱかったかも。
fin.
可愛い最年長/ﾊｲﾊｲHiHi×yt→←恐怖の再来/ﾊｲﾊｲskhs
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樹(プロフ) - いえいえ〜。ありがとうございました。 (2021年3月29日 8時) (
レス) id: 493b02bd6e (このIDを非表示/違反報告)
蜻蛉ﾄﾝﾎﾞ(プロフ) - 樹さん» リクエストして頂いたお話移行先の方に投稿させて頂きました!遅くなってしまい申し訳ありません汗 (2021年3月29日 2時) (レス) id: 9229141df0 (このIDを非表示/違反報告)
蜻蛉ﾄﾝﾎﾞ(プロフ) - 桔梗さん» リクエストして頂いたお話移行先の方に投稿させて頂きました!遅くなってしまい申し訳ありません汗 (2021年3月29日 1時) (レス) id: 9229141df0 (このIDを非表示/違反報告)
蜻蛉ﾄﾝﾎﾞ(プロフ) - ぴょんさん» こちらこそ!リクエストありがとうございました~ お気に召して頂いた様で何よりです^^* (2021年3月27日 0時) (レス) id: 9229141df0 (このIDを非表示/違反報告)
ぴょん - ありがとうございます〜！ytかわいい（泣）またリクエストさせて頂きます！ (2021年3月26日 23時) (レス) id: 65db10016a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蜻蛉ﾄﾝﾎﾞ | 作成日時：2021年3月1日 0時
