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昔から ページ25
大野side
相葉ちゃんが言うにはまだ寝てるらしいからノックをしないで静かに扉を開けた
翔くんに近寄るとちょっと疲れたような顔つきで眠っている。すぐ隣にある椅子に腰掛けて寝顔を眺めた
もう何年この寝顔を見てきただろう
何年経っても変わらない綺麗でどこか幼い顔
「ごめんね、ただの俺の自己満足に過ぎないね。」
でも、君を守りたい
守るって
決めたから…。
ふわふわな頭を優しく撫でる
「さとし、くん…？」
気づいたら翔くんは目を開けていて俺の頬を伝う涙を長くて細い手で拭ってくれていた
その冷たい右手が消えてしまいそうで…俺はその手を両手で包んだ
「ごめんね、何でもないよ」
自然と
笑顔になれた
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美唯(プロフ) - 続き読みたいです (2019年8月3日 15時) (
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作者名：未翅(みし) | 作成日時：2019年5月17日 20時
