居心地のいい場所とは (ページ24)

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二宮side

リビングに向かうと中から潤くんの声がした

「今日は暑いから冷やし中華にしたよ」

何事もないように話しかける潤くんは、気づいていないのだろうか
なんか気まずくて扉の前で入るタイミングを探っていると

「ニノ？なにしてんの？」

「ぅおっ…あぁ相葉さんか、」

「え、(笑)そんな驚く？」

肩を急に触られてビクッと大袈裟に反応なしてしまった

「え、てかなんでここにいんすか、翔さんは？」

「水取りにきた。暑いし、そろそろ飲ませないと熱中症になっちゃう。だからさ、早く入って(笑)」

「あぁ、すみません。」

相葉さんとリビングに入るともう昼食の準備は完了していて大野さんと潤くんは席に座って待っていた
なんか申し訳ないことしたな、

「ニノ～、何してたのさ～。なんで大野さんより遅いわけ？(笑)」

呆れてる潤くんと、『伸びちゃうよ？』ってもういつも通りの大野さん。

見間違い…………だったかな……。

「翔さん起きた？」

「一瞬目開けたけどね、また寝ちゃった。疲れも溜まってるのかなって思う。今日はずっとついててあげたほうがいいね」

「相葉ちゃん、代わる。俺がついとく。」

「？」

大野さんはそう言って相葉さんの返事を待たずにコップに水をくんでサッサと翔さんの部屋に行ってしまった

「……なんかあった？」

相葉さんが潤くんに聞くと、潤くんは返事を返さなかったが目で何かを訴えているようだった
その訴えを相葉さんは理解したのか、それ以上は何も聞かなかった

「食べよ！食べよ！もうどれだけ待ったと思ってるの！」

「腹減ったー！おおちゃんにはあとで俺が持ってくわ」

この人たちは、

何を隠している……？