居心地のいい場所とは (ページ21)

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二宮side

四人が暮らす家に着いた
翔さんをベッドに寝かせる

「ニノ、翔ちゃん見つけたときからあそこにいた？」

「え、？そうですけど」

「ん～…」

「なんですか‥？」

変な質問をする相葉さん

「あそこ行くまでなら大丈夫だと思ったのになって。今回でわかったと思うけど翔ちゃんちょっと心臓が悪くてね。でも、いつもなら一人で行って帰ってくるのになぁって。」

「……そういえば、薬飲ませたあと鳥がなんとかって言ってましたけど」

鳥のことを話すと相葉さんは柔らかい笑顔を見せて寝ている翔さんの頭をぺしっと優しくたたいた

「多分鳥を追いかけてちょっと走ったんじゃないかな(笑)」

『あれだけ走るなって言ってんのに』って愛おしそうに翔さんにみつめる

「本当はあそこまでも着いていくのが一番安全なんだけど翔ちゃんにも一人になりたいときがあるしね。だから"絶対走るな！"っていつもおおちゃんが言ってるんだよ(笑)」

「ふふ、翔さん、大野さんに怒られちゃいますね」

大野さんはまだ寝てるらしい。昼だけど

「今日は絶対安静だね。俺見とくから、ニノ下でお昼食べてきなよ！松潤の料理はうまいよ～」

「ありがとうございます。じゃ、お言葉に甘えて頂いてきます」

そっと部屋を出て下におりるとちょうど潤くんと会った

「翔さん大丈夫そう？」

「ぐっすり寝てます」

『そ、』って素っ気ない返事だったけどあからさまに顔がほっとしている

潤くんは、意外とわかりやすいんです(笑)