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二宮side
『二宮！帰ろーぜー』
「あれ、部活オフ？」
『おう！』
「久々だな、かえr…あ、」
『どうした？』
「補習あったの忘れてた…わりぃ。一人で帰んな(笑)」
『んだよ〜、でもしゃーねーな。じゃ！頑張れよ！』
「せんきゅ、またな！」
補習が終わる頃にはもう友達は誰もいないだろうな
俺も今日は一人で帰るか
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補習も無事に終わり電車に乗り込む
建ち並ぶビルや連なる車の群れ、いつもと変わらぬ景色をぼんやりと見つめながら電車に揺られること数十分
目的地について家まで歩ている途中
『すみません…』
60代くらいのお婆さんに声をかけられた
『このお店知りませんか？』
一枚のチラシを見せてくる
知ってるけど道が結構複雑で説明するのがめんどくさい
疲れていた俺は
「…知らないです」
冷たく返してさっさと歩き出した
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美唯(プロフ) - 続き読みたいです (2019年8月3日 15時) (
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作者名：未翅(みし) | 作成日時：2019年5月17日 20時
