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退院手続きを済ませ、病院を出る準備をしている
中野「準備出来たよー」
藍沢「これ忘れてるだろ」
中野「あっ、その鞄に入れといてー」
藍沢「変わらず天然だな」
中野「そうかな?」
藍沢「ほら行くぞ」
中野「はいはーい」
大きめの鞄を持っていると、耕がさりげなく持ってくれた
藍沢「歩けそうか?」
中野「ゆっくりでなら大丈夫」
さりげない優しさ
変わってないね
病院の駐車場に行くと、耕の車があった
荷物を積んでから助手席のドアを開けてくれた
藍沢「乗って」
中野「ありがとう」
何か王子様みたい
車は耕の香りで包まれている
居心地がいい
何て思っていると、いつの間にか車が動いていた
中野「どこ行くの?」
藍沢「Aの家に決まってるだろ」
中野「あ、そっか」
藍沢「お腹空いてるか?」
中野「んー」
藍沢「…すまん」
中野「え?」
藍沢「無理しなくていいぞ」
中野「耕の手料理なら食べれる気がする」
藍沢「そうか」
小さく笑っている耕
自分が見ている景色が久し振り過ぎて
耕のする事全てが愛おしい
家に着く
中野「家に帰るの久し振り」
藍沢「病院に居たからか」
中野「うん」
ソファーにどかっと座れば耕も一緒に隣に座る
藍沢「何食べたい?」
中野「んー、オムライス!」
藍沢「わかった」
そう言いながらも耕は動こうとしない
中野「どうしたの?」
藍沢「少しだけ ー」
ひょいと体を持ち上げられ耕の上に座らされる
ぎゅっと思い切り抱き締められる
藍沢「A不足だったんだ」
中野「へへっ、私も」
心地よ過ぎて
そのまま眠ってしまった
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ゆ い 、?(プロフ) - 姫乃さん» コメントありがとうございます!楽しみに待っていて下さい♪ (2018年10月8日 16時) (レス) id: 1c689100de (このIDを非表示/違反報告)
姫乃 - すごくハラハラドキドキして続きが気になります!!更新頑張ってください! (2018年10月8日 1時) (レス) id: 7fe36c8cdf (このIDを非表示/違反報告)
ゆ い 、?(プロフ) - Yuriさん» コメントありがとうございます!更新楽しみに待っていて下さると嬉しいです♪ (2018年10月7日 10時) (レス) id: 1c689100de (このIDを非表示/違反報告)
Yuri - どうなっちゃうのでしょうか…。早く続きが読みたいです!更新、待ってます。 (2018年10月6日 23時) (レス) id: d785c31dd6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆ い 、 | 作成日時:2018年9月3日 20時