m e m o r y .４コード・ブルー

再会 ページ6

ー緋山から電話が来て１１日目ー









日本語が飛び交う街









日本語で溢れている街









懐かしい香り









懐かしい景色









ふぅ、と一息付き立ち止まる









建物に書かれている名前は









“翔陽大学附属北部病院”









早く…









会いたい









再び足を動かして院内へ入る









エレベーターに乗ると、藤川がいた









藤川は口をこれでもかというぐらい開けている









藤川「あっ、藍沢！？」

藍沢「久し振りだな」

藤川「なっ、何でいるんだ！？」

藍沢「お前に会いに来た訳では無い」

藤川「何だよー、」

藍沢「AはまだHCUにいるのか？」

藤川「いや、個室に移された」

藍沢「わかった」









エレベーターのドアが開き、すぐさま病室に向かう









Aの病室の前に着いた









どんな反応をしてくれるだろうか









ドアをノックしようとすると緋山に話しかけられる









緋山「藍沢来てくれたんだ」

藍沢「当たり前だろ」

緋山「まだ寝てるから静かに開けてね」

藍沢「あぁ」

緋山「じゃあ」









緋山がスタスタとその場を去った









やっと









Aの顔を見れる









そっとドアを開けた

え…？→←暇なの。

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