盲目その17 ページ22
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B級に着々と上がり暫くすると
「えっ!?荒船さんが狙撃手に転向ですか?!」
「うん、そんなんだ〜ゾエさんもびっくり」
荒船さんが意味もなく、狙撃手に転向するのは何かあるはず…村上先輩との師弟は誰から見ても良好だ。そうすると、
「…村上先輩に抜かれた原因ではありませんね。何か、事情があったんでしょうか？」
「そう思ったんだけど、荒船や穂刈たちも言ってくれなくて。ただ、鋼くんは大丈夫かな？」
ゾエさんでもダメってことは、この調子だと他の方も知らない。知っているのは極1部とすると、荒船隊は絶対
狙撃関連だと東さんも知っているはず。やはり、本人から聞いた方が早いかもしれない…
「村上先輩も心配ですが、先に荒船さんから事情を聞き、村上先輩を出来るだけフォローしてきます」
「お願いね〜」
隊室から出て、荒船隊へと向かう。荒船さんには連絡しているので、恐らく隊室で待っているはず
「失礼します」
「おう、来たか冬島」
「回りくどいことは嫌なので単刀直入に聞きます、何故攻撃手を辞め狙撃手に転向したんですか？」
「やっぱりお前も聞いてくるか、」
「その様子だと、色んな人に聞かれたんですね？」
「ああ、」
「私の静観から言いますと、村上先輩とは仲が良く師弟関係は勿論友人関係も問題は無い。では何故、攻撃手を辞めたのか。
恐らく、荒船さんの中で何か考えがあり、それを行う為に攻撃手を辞めたのではないかと考えました。違いますか？」
「…まさか、冬島がそう来るとは」
「答えはYESですか？それともNOですか？」
「答えはYESだ…お前なら話してもいいか、但し他には言わないでくれよ？」
「はい、わかりました」
荒船さんの話だと、荒船さんは木崎さんと同じ完璧万能手を目指し、そこから完璧万能手を量産する。それが、荒船さんの目的だった
「元々8000Ptで攻撃手を辞めようとしたが、丁度鋼に抜かされたから、辞めることが出来たんだが。それを周りに言うと言い訳に聞こえるから。
荒船隊と東さんや極1部の人には事前に話していたんだ、鋼とは偶々時期が被っただけだ」
「成程、そういう事だったんですね。なら、村上先輩へのフォローは任せて下さい。出来る限り、私の方で頑張ります」
「すまねぇな、色々と」
「いえ、此方こそ話していただきありがとうございます」
隊室を後にし、自身の隊室へと向かった
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続く (更新停止中)
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白狐(プロフ) - 迅さんファンさん» ありがとうございます！下手で読みにくいかもしれませんが、これからもよろしくお願いします！ (2020年5月26日 17時) (
レス) id: 002b072ada (このIDを非表示/違反報告)
迅さんファン - 白狐のワールドトリガーの作品を読ませていただきました！パスワード認証になっている作品も気になりますし、この作品の続きも気になるので更新頑張ってください！ (2020年5月26日 17時) (レス) id: e76fa4663c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白狐 | 作成日時：2020年5月25日 14時
