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キッチンでシンクの方を向いて立っていた私に、翔太は後ろから抱きついてきた。
後ろから肩に頭を乗せてきているのがわかる。
無性にドキドキしたのは、好きだ嫌いだじゃなくて、こんなことをされたのがものすごく久しぶりだったからだ。
「な〜に？」
「何しに来たのって聞いてるのはこっちなんだけど？」
耳元で話すから、息がかかってくすぐったかった。
「翔太は相変わらず女の子好き？」
すこし挑発的な言い方をしたのは、このままでは翔太に流れを持って行かれてしまいそうだと思ったからだ。
「は？」
実際、私たちが付き合っている間にも、他に女の子と会ってる気配があることは何度もあった。
「千佳の、友達のパーティーピーポー達が、翔太が遊びまわってるっぽいって。」
少し振り返ろうとしたが、翔太の力が強くて、向きを変えることはできなかった。
「遊びまわってなんてないよ。普通普通。」
「ご飯は？ちゃんと食べてるの？まだ舞台期間中でしょ？」
昨日片付けて部屋に落ちているゴミを見る限り、カップラーメンとコンビニ弁当とお菓子だけで生活しているのは目に見えていた。
「食べてるよ。自炊できないのは、Aが1番わかってんでしょ。」
まぁね、と呟きながら力一杯翔太の手をほどいた。
不意のことだったからか、振りほどくことができた。
「で、そんなこと言いに来たわけ？なに、遊びまわるのやめなって？」
「そうだけど。」
翔太は不機嫌そうな顔をしながらソファの方に戻っていく。
「SnowManにとっては今1番大切な時だって宮舘さんも言ってたし…。」
「はっ、何、涼太の夢叶えさせてあげたい的な？邪魔するな的な？」
「違うでしょ！？卑屈に捉えないでよ！」
泣いてはダメだと、拳を握りしめた。
「泣くの我慢するときいっつも、握りしめるよな。」
そう言いながら私の手元を指差す。
無言で翔太が私の方に近づいてきた。
ぐんぐんと顔が近づいてきて、キスされると思い勢いよく目を閉じた。
「はっ」
舌が触れる感覚が走ったのは、唇ではなく、首筋だった。
「だったら、俺の相手、Aがしてよ？」
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M(-_^)(プロフ) - るりさん» コメント嬉しいです！ありがとうございます！私も正直どうしよう…ってなってます笑雑にならないように話を集結させられるといいなと思ってます笑 (2016年1月21日 17時) (
レス) id: 797071de89 (このIDを非表示/違反報告)
るり - すごく続きが気になります！渡辺くん大好きなのでくっついて欲しいけどももどかしい笑。 (2016年1月21日 1時) (レス) id: 8f50ccf5d4 (このIDを非表示/違反報告)
まーぶる＊(プロフ) - すのの小説あまり無いのですごく嬉しいです！更新楽しみにしています！がんばってください( ´∪` ) (2016年1月4日 19時) (レス) id: dc5f2b8521 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：M(-_^) | 作成日時：2015年12月1日 2時
