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その日はぱっと目が開いた。
そこはとても見覚えのある場所で、私が存在する場所としてはなんら疑問のない場所だった。
くるりと向きを変えると、カーテンのしまった窓から木漏れ日がさしていた。
少し思考が働くようになってやっと気がついた。
自分が目的を全く果たせていないことに。
焦り気味に部屋を出る。
忍び足でリビングを覗くと、ソファで眠っている翔太が見えた。
まだ、家を出てしまっていないことに安心しつつ、話さなければならないことを頭の中で整理しながら少し緊張している自分に気がついた。
結局2:00頃には帰ってきていなかった。
私がまだこの家にいるときは、むやみにそんな遅くまで出かけていることはなかった。
「やっぱり遊んでるの？」
翔太に近づき、こちらを向いている顔の目の前でそう言った。
すやすや眠る翔太の顔は愛おしくて、なんだかわからないけれどキスをしたいと思った。
翔太の頬に顔を近づけたが、宮舘さんのことを思い出して、思いとどまり立ち上がろうとした。
その瞬間、翔太の目がぱっちりと開いた。
「わっ！」
思わず大きな声が出てしまう。
「起きてたの？びっくりさせないでよ。」
急いでその場から離れてキッチンの方で水を飲んだ。
「今、何しようとした？」
寝起きのふんわりとした顔で、きっと私が何をしようとしていたかわかっていて、そう聞いてくる翔太はとことん意地悪だ。
「別に。」
翔太はふぅ〜ん、という顔をしながら、立ち上がって私の方に近づいてきた。
「で、わざわざ何しに来たの？」
そう聞く翔太の目は久しぶりに男だったような気がする。
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M(-_^)(プロフ) - るりさん» コメント嬉しいです！ありがとうございます！私も正直どうしよう…ってなってます笑雑にならないように話を集結させられるといいなと思ってます笑 (2016年1月21日 17時) (
レス) id: 797071de89 (このIDを非表示/違反報告)
るり - すごく続きが気になります！渡辺くん大好きなのでくっついて欲しいけどももどかしい笑。 (2016年1月21日 1時) (レス) id: 8f50ccf5d4 (このIDを非表示/違反報告)
まーぶる＊(プロフ) - すのの小説あまり無いのですごく嬉しいです！更新楽しみにしています！がんばってください( ´∪` ) (2016年1月4日 19時) (レス) id: dc5f2b8521 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：M(-_^) | 作成日時：2015年12月1日 2時
