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家に着いたのは4:00を少し過ぎた頃だった。
外から部屋の電気が付いているのが見えたから、Aが来ていることを知った。
静かに扉を開けると、案の定Aのお気に入りでいつも履いていた、赤のハイヒールが玄関には置かれていた。
煌々と電気の灯されたままのリビングに向かうと、まず驚いたのは部屋がとても綺麗になっていたことだ。
そして、ソファにはAが横たわって眠っていた。
「なんで来たんだよ…。」
そう小さくつぶやいた。
久々にみたAは相変わらず可愛くて、子猫のようだと漠然と思った。
近くで顔を見つめていると、Aはすこしもごもごと動きながら、ん〜…と唸っていな。
「まじで猫じゃん。」
その場を離れ、キッチンで水を飲んだ。
冷凍庫を開けると、アイスが2つ入っていた。
俺が大好きな味だった。
久々にAの存在の温かさを感じた。
Aの起きる気配がないので、仕方がなくAの部屋のベッドまで運んだ。
寝転がったソファにすこし残っていたAの温かさを感じて安心した俺は、ただの変態なのかもしれない。
そんなことを考えながら久々に温かい気持ちで眠りについた。
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M(-_^)(プロフ) - るりさん» コメント嬉しいです!ありがとうございます!私も正直どうしよう…ってなってます笑雑にならないように話を集結させられるといいなと思ってます笑 (2016年1月21日 17時) (レス) id: 797071de89 (このIDを非表示/違反報告)
るり - すごく続きが気になります!渡辺くん大好きなのでくっついて欲しいけどももどかしい笑。 (2016年1月21日 1時) (レス) id: 8f50ccf5d4 (このIDを非表示/違反報告)
まーぶる*(プロフ) - すのの小説あまり無いのですごく嬉しいです!更新楽しみにしています!がんばってください( ´∪` ) (2016年1月4日 19時) (レス) id: dc5f2b8521 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:M(-_^) | 作成日時:2015年12月1日 2時