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『あの、今日から、しばらくの間、しばらくの間だけ宮舘さんの家に泊めてもらうことにしたの…』
電話口から少し控えめな声でそう言うのはAだった。
「そっか、涼太がそれでいいなら、全然それは構わないけど。」
いつもAがドタバタと準備をし始める音で起きるのが日課だった俺は案の定寝坊をして急いで準備しているところだった。
『うん、宮舘さんは遠慮するなって。』
「そっか、よかったな。」
そう返すと小さい笑い声が聞こえた。
『翔太、寝坊したんでしょ。声が急いでる。』
「うるせーなー、ギリギリに行くのが俺の計画だったから計画通りだわ。」
『そう？とっくの昔に宮舘さん家でたけどね？』
「涼太は早すぎるの。」
そうすると、そっか、とまた笑い声が聞こえてきた。
「とりあえず、俺家出ないとだから電話切るけど、なんかあったらすぐ帰ってこい。」
『うん。』
そして電話を切った。
「しばらく帰ってこないのか…。」
涼太がどんなにいいやつだか知っているからこそ、その"しばらく"と言うのがそれなりの長さである予感を示していた。
今までも何度かAは彼氏と同棲するといって家を出て行く時期があった。
けれど、それは付き合いたてに勢いで同棲をして、あっという間に泣きながら家に帰ってきた。
今回は違う。
とりあえず、急いで家を出た。
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M(-_^)(プロフ) - るりさん» コメント嬉しいです！ありがとうございます！私も正直どうしよう…ってなってます笑雑にならないように話を集結させられるといいなと思ってます笑 (2016年1月21日 17時) (
レス) id: 797071de89 (このIDを非表示/違反報告)
るり - すごく続きが気になります！渡辺くん大好きなのでくっついて欲しいけどももどかしい笑。 (2016年1月21日 1時) (レス) id: 8f50ccf5d4 (このIDを非表示/違反報告)
まーぶる＊(プロフ) - すのの小説あまり無いのですごく嬉しいです！更新楽しみにしています！がんばってください( ´∪` ) (2016年1月4日 19時) (レス) id: dc5f2b8521 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：M(-_^) | 作成日時：2015年12月1日 2時
