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翔太より一足先に家に到着した私は、急いでメイクを落としてお風呂の湯船に浸かっていた。
「びっくりした…」
お湯の中に首まで入れながら、ぼーっとしていると、鍵がガチャガチャと開く音がした。
まだ治りきっていなかった私の鼓動はより早くなるのを感じた。
「…、Aー」
翔太は私がお風呂に入っているのに気がついたらしく、脱衣所の方まで入ってきた。
「A、いるよね？」
「いるよ。」
光の動きで、翔太が腰を下ろしたのがわかった。
お風呂の扉に寄っかかっているようだ。
「びっくりした。突然で。」
私は黙って聞いていた。
「涼太に、思わず言いそうになったわ、こいつ俺のだから！って。」
翔太は自分で言いながら笑っている。
「私、今翔太のじゃないよ。」
「いや、そうなんだけど。」
しばらく沈黙が続いた。
「Aが、俺以外の男といちゃこらしてるのはじめてみたからさ…」
つぶやくような声で言う。
「こういうのを執着っていうのかなぁ。」
そう言う翔太の言葉に納得するものがあった。
きっと私たちはお互いの生活に干渉しすぎて、執着心がわいてしまっていたのだ。
私の鼓動が早くなったのも、私の翔太を取らないでと言う叫びだったのだ。
「お互いこれから慣れていかないといけないよなぁ。」
さっ、と言いながら、影が立ち上がるのが見えた。
「A、生きてる？早くでないとふやけるぞ。」
いつも通りの翔太に戻って、脱衣所を出て行った。
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M(-_^)(プロフ) - るりさん» コメント嬉しいです！ありがとうございます！私も正直どうしよう…ってなってます笑雑にならないように話を集結させられるといいなと思ってます笑 (2016年1月21日 17時) (
レス) id: 797071de89 (このIDを非表示/違反報告)
るり - すごく続きが気になります！渡辺くん大好きなのでくっついて欲しいけどももどかしい笑。 (2016年1月21日 1時) (レス) id: 8f50ccf5d4 (このIDを非表示/違反報告)
まーぶる＊(プロフ) - すのの小説あまり無いのですごく嬉しいです！更新楽しみにしています！がんばってください( ´∪` ) (2016年1月4日 19時) (レス) id: dc5f2b8521 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：M(-_^) | 作成日時：2015年12月1日 2時
