お前の元カノ潰させて頂きます-Ryota Miyadate-

わがまま ページ20

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付き合ってすぐの時言われたこと


宮舘｢可愛いわがままだね、Aは｣





可愛いわがまま？


A｢え？どういうこと？｣






そう言って、ぎゅっと、抱き締めてくる。






2人きりの空間、彼は甘すぎる。







宮舘｢俺さ、実は高校の時からAのこと聞いてたんだよね。｣






A｢そーなの？奇遇だね。私もだよ。｣






するとじっと、見つめて






宮舘｢成績優秀、図書委員会の委員長で優良生徒。ただ、運動だけはできないのに部活動は中学高校がラグビー部マネージャーだったんでしょ？｣




すごい、、理解してる






A｢正解。探偵でも雇った？｣






宮舘｢高校の時にAのお父さんが家に来てAの自慢言ってたから。｣





A｢え、どう思った？やっぱそう見えたり？笑｣





宮舘｢ん？全然見えない。逆に運動できそうなイメージある笑｣





涼太は昔からすごいって聞いていた。







A｢私がもっと早くに出会って、涼太を好きになって、アプローチしてたら涼太に辛い思いさせてなかったのに｣





元カノの浮気を知っても尚、優しくて、決して元カノを責めてなかった。





宮舘｢…まぁ、ね。でも、俺は受け入れたくなかったのかもね。ほら、人って悲しいことから逃げるって言われてるじゃん？それなんだと思う｣





A｢なるほど、｣





宮舘｢俺が追いかけたくなるような子なんだよねAって。｣




A｢え？｣






宮舘｢わがままってさ、正直面倒くさくない？｣





確かに、度合いによる





宮舘｢Aのわがままって俺簡単に叶えられるわがままだったり、正直、わがままって思わないものなんだよね。｣




A｢そうか？でも、結構扱いやすいでしょ？｣





宮舘｢めっちゃ、扱いやすい。笑｣




A｢なら、面倒かもしれないわがまま｣






宮舘｢ん？いいよ？｣







A｢私のこれから着る仕事のスーツとか全部涼太が決めて？｣






そう言うとふはっと、笑って






宮舘｢可愛すぎる、わがまま。笑｣






そう言って1回キスをした

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