【秋キャンプ】 ページ38
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「＿今回の秋キャンプには何とAが参加しまーす、今目的地への移動中です」
『お呼びいただきました』
「俺の妻なんでね!!」
「自慢かよw」
「ぺんちゃんも早く結婚しなよーw」
「はぁ？自分が結婚出来たからってマウント取るなしー？今が充実してるので当分大丈夫でーす」
『私の姉貰います？上げますけど』
「いや申し訳ないし色々怖いんで結構です」
「そこが結婚したら俺とぺんちゃん親戚になるんだけどw」
あの姉貰ってくれるなら有り難く渡すんだけど残念、、車内で雑談をしながら途中サービスエリアでご飯を食べて目的地の廃校に着いたので降りる
「おぉ!!広いね!!流石学校!!」
「前に四万十の廃校行ったけど、そことはまた違う感じだね」
「廃校となった中学校を改修して宿泊施設にしたみたいです、一旦着替えて探検行くかぁー」
『私は荷物整理しとくね』
「あ、ほんと？助かる」
『うん、楽しんできて』
彼と宿泊部屋へと向かって見送ってから私は荷物を整理する、サービスエリアで買った飲み物を小型冷蔵庫に入れてスーツケースを端に寄せて開けた、便利機能付きで棚になっているそこに彼が着替えた服を畳んでしまう
私も服を変えてメイクを落とし括っていた髪を下ろしていると彼が帰ってきて私の頭にポンッと手を乗せた
『？？？』
「整理ありがとね」
『全然良いよ？校内探検楽しかった？』
「うん、晩ご飯まで時間あるから各自部屋で休憩するんだけど一緒に回る？」
『後で行こうかな、それよりとも疲れたでしょ？おいで、膝枕して上げる』
「んふ、やったね」
畳の上で足を伸ばしてその膝に彼は頭を乗せる、ふわふわと綺麗な髪を撫でて何処がどうだったのかある程度説明を聞いていたら晩ご飯の時間になり二人で部屋を出た
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作者名：@鬼 zm推し | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/7af1a9576d2/
作成日時：2021年8月6日 1時
