腹黒彼氏の恋人疑惑は本当です Ⅰ (ページ11)

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【遊園地】ページ11

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【作者から】
注意:
USJのアトラクションネタバレ要素あります、文字だけですが不快だと思う方はスキップをオススメします。

要素:
ミ○オンエリア
ウォーターショー
マ○オエリア
ジュ○シックパークエリア

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「＿開園前なのに凄い人集り…手離さないでね？迷子なったら見付けられる自信ない」

『どっちかと言えばともの方が心配なんだけど、、方向音痴だし』
「だから見付けられないんだよw」
『見付ける愚か辿り着かなそうだもんねw』
「うるさいでーすw」

USJに来た私達は開園前だと言うのに人集りの凄い列に並ぶ、まだ初めの方だから良いとして後半になると入場まで時間掛かるんだよね、、先ネットで情報得て来れて良かったよ、そして彼と雑談していれば開園の放送が流れて前から順に入っていく

前の方に居たにも関わらず開園から10分くらい経たないと入れず既に疲労感が、、

「まず何処行きたいとかある？」

『んー‥マ○オの所？マリ○カートだけやってみたい、あとカチューシャ買いたいかな』
「そんじゃマップ見ながら行こっか」
『私が読もうか？不安だし』
「地図くらいなら読めるからね？ほらレッツゴー!!」

繋いでいる手を引かれて道筋通りに進んでいく、もう人数が埋まっているらしく看板を見た私達はチケットのバーコードを読み込んで整理券をスマホで予約した、早めに予約出来たからそれまでの間は時間潰し…と言うことで出店のカチューシャを選んで付ける

『似合う？』

「Aは何でも狙うよ」
『ふふ、嬉しい』
「折角ならお揃いが良いよね、これとかどう？ってA何でも似合うから決められないw」
『じゃあ初め選んだこれにしない？』
「良いね、買ってくるから待ってて」

彼はそう言ってレジまで行き買って戻ってくる、帰ってきた彼は何だか照れていて首を傾げればスタッフさんに「美男美女カップルですね!!お幸せに!!」と言われてしまい恥ずかしくなったことをともは話す、彼は恥ずかしがり屋だから仕方ない、そう割り切っていても目の前で照れられると此方まで恥ずかしくなる、、

視線を何処に向けたら良いか分からずにキョロキョロしていると彼にカチューシャを付けられて目が合った

「デート続けよ？A」
『そ、うだね』

彼の差し出した手を握り私はそっと微笑んだ

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