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まず、悪いことと悪いことがあった。
どちらから聞きたい?
え、どっちも悪いことだって?
そうだよ!悪いことしかないんだよ!!
まず、宿屋の息子である仁さんに襲われた。
その日の夜。
善逸は大将と一緒に隣町まで買い物に行っていて不在で、女将さんは知人の葬式でいなかった。
いつもは善逸と2人で寝てる狭い部屋がやけに広く感じて、なんだか少し怖かった。
そんな時、部屋の襖が開かれて、そこには仁さんが立っていた。
何か用があるのかな?と思って話しかけようとしたら、いきなり襲われた。
曰く一目見た時から好きだったとか、その瞳で見つめられると堪らないとか…。
知らねーよ!!
いくら性別の垣根を超えた美少年といっても、俺は立派な男だし!!
男の平たい胸より女性の大きな胸に包まれたい!(小さくても可!)
力で大人に敵うわけもなかったが、隙を見つけて思いっきり股間を蹴飛ばして仁さんから逃げ出した。
(鬼に比べたら逃げるのなんて楽なもんよ!)
家を飛び出し逃げた先で2つ目の悪いことがあった。
童磨vsカナエ戦に遭遇。←今ココ。
マジか…。
「あれれ、こんな時間に子供が出歩いちゃダメだよ」
「?!ゴホっ、今すぐ逃げて!!」
膝をついたカナエさんが必死にコチラに呼びかける。
あぁ、何で偶然なんだろう。
まさかこの日、この場所で胡蝶カナエの最期の戦いがあったなんて。
もう既に多少氷を吸ったらしく、彼女はもう戦えそうにない。
いくら偶然とは言え目の前で殺されそうな人を見捨てるなんて俺には出来なかった。
童磨とカナエの間に立つ俺に、カナエは絶望した様に叫ぶ。
「何をしてるの?!ぐっ…早く逃げて!この男は鬼よ!!」
「知ってますよ、お姉さん」
「え…?」
目の前の男が鬼なんて百も承知だ。
そして…
「あれれ。君の顔、どこかで見たことあるなぁ。それに、その瞳の色…」
俺の父親である事も知っている。
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河岸エマ(プロフ) - 爽雫さん» うわあぁ私も大好きです!設定を上手く活かせてない気もしますが頑張ります!!モチベめっちゃ上がりました!ありがとうございます!! (2020年2月24日 14時) (レス) id: b2cd8ae7ef (このIDを非表示/違反報告)
爽雫 - 童磨の息子なんて神設定じゃないですか!?凄い続き楽しみです。更新頑張って下さい!応援しています!!だいすきです(*>∀<*) (2020年2月24日 14時) (レス) id: c8b0ff9423 (このIDを非表示/違反報告)
河岸エマ(プロフ) - お虫さん» ありがとうございます!近々更新すると思うのでまたよろしくお願いします! (2020年2月23日 23時) (レス) id: b2cd8ae7ef (このIDを非表示/違反報告)
お虫 - 好きです!次の更新楽しみに待ってます! (2020年2月23日 7時) (レス) id: 2f9884d86e (このIDを非表示/違反報告)
河岸エマ(プロフ) - アンちゃんさん» マジですか?!それは嬉しいです!pixivでもこちらでもよろしくお願いします!! (2020年2月15日 21時) (レス) id: b2cd8ae7ef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:河岸エマ | 作成日時:2020年2月15日 16時