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北斗
次の日も兄貴は薬を嫌がった。
大「いやっﾊｧﾊｧ‥‥ﾊｧ‥くんなっ、、、、」
阿部先生に電話をすればすぐ来て
また兄貴に薬を入れて眠らせ、点滴をして帰っていった。
こんな日々がずっと続いてる。
「兄貴、」
起きたと思ったら眠らされて、
「どうにか、できないの‥‥」
樹「大我と話したいよ、」
ここ最近泣いて苦しむか寝ている姿しか見てない。
兄貴が起きてる時間はほんの少しになってきてしまった。
最初は夜だけだったのに
昼の薬も朝の薬も嫌がるようになって、
阿部先生からレクチャーを受けて今は優吾兄さんが
薬を入れるようになった。
朝起きて声をかけて薬を嫌がれば
眠らせて点滴をする。
昼も夜も同じ
だからほとんど起きてることがない、、、
兄貴にとって薬が大事なのはわかってる
けど、やっぱり辛い
大「ほ、くと‥‥」
「‥兄貴？どうしたの？」
大「‥ｸﾞｽｯ‥あいたいっ‥みんなにあいたいっｸﾞｽｯ」
兄貴は意識がないから会えてないんだ。
家族揃ってるのに見えてないんだ‥‥
もうすぐ眠らされる時間。
その前に俺に伝えてきた思い。
「兄貴、薬飲もう？飲めるよ、、、」
大「‥ｸﾞｽｯ‥飲みたくないっ、、意味ない」
「意味はあるよ。絶対。飲まなかった‥ら兄貴っ、会えなるじゃ、んｸﾞｽｯ‥そんなのやだよっ‥」
大「‥やだっ、、ﾊｧﾊｧ‥どうしてﾊｧﾊｧﾊｧ‥い、いかわ、かんない‥‥ｸﾞｽｯ‥ﾊｧﾊｧﾊｧ‥」
「兄貴？大丈夫？？」
優「どうした？」
「兄貴が！」
優「ちょっと変わって？大我、大丈夫だからゆっくりね。ベッドあげてくれる？」
「うん、」
優「酸素つけるねー」
そのまま兄貴は眠ってしまった。
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tomato＊(プロフ) - よんさん» リクエストありがとうございます！ (2021年2月12日 7時) (
レス) id: f2c5b06f51 (このIDを非表示/違反報告)
よん - 今のお話で、手術のあと、手術した後ものすごく傷口を痛がってしまうお話読みたいです！ (2021年2月12日 1時) (レス) id: 1f3daddeea (このIDを非表示/違反報告)
tomato＊(プロフ) - よんさん» コメントありがとうございます！ (2021年2月12日 0時) (レス) id: f2c5b06f51 (このIDを非表示/違反報告)
よん - 更新待ってます！ (2021年2月11日 17時) (レス) id: 1f3daddeea (このIDを非表示/違反報告)
tomato＊(プロフ) - アサミさん» リクエストありがとうございます！ (2021年1月28日 0時) (レス) id: f2c5b06f51 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：tomato＊
| 作者ホームページ：http://arashigogo
作成日時：2020年12月1日 0時
