笑 門 来 福 ２【HQ】【月島蛍】【山口忠】

寝室...？ ページ35

月島side







時刻はもうすぐ午前２時。







みちはあれから数学もやっていたが、自分で得意と言うだけあってどの問題もさらさらと解いていた。







僕も自分に出た課題をやっていた。
まあ英語だし、何とかできた。








そしてそろそろ寝るかと思った時、








母が言っていたことを思い出した。








“布団とかあったら出しとくわ。“








みちが寝るのは多分客間だから、案内しに行くと、布団は置いていなかった。







あれ？困惑した僕達は一旦僕の部屋に向かった。








扉を開けて、驚いた。









ねえ、母さん。なんでさ同じ空間で寝ると思うのかな？






僕の部屋には僕のベッドの他に敷布団がしっかり引かれていた。








…僕ら一応高校生だよ？幼稚園生とか小学生じゃないんだよ？








みちも困ってんじゃん…









でも、部屋を帰るとなるとそれなりに時間がかかるし、正直面倒だ。






まあ一緒の布団じゃなくて良かったと思うようにしよう。そうしよう。






明日も部活だし、とりあえず寝ると言う方向で僕らの意見は一致した。

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