笑 門 来 福 ２【HQ】【月島蛍】【山口忠】

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ブオォォォォー



ソファーに座る月島くんの広げた足の間の床で髪を乾かされているこの状況を誰か説明してくれ。




でも風は心地よくて、触り方も優しくて。




段々と眠くなってくる。




こくん。と頭を倒してしまえばちょうどいいところにフィットするものがあって、そのまま夢の中に落ちた。



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月島side





髪が濡れたままで来た彼女の髪を乾かしていたら、
いきなり彼女の頭が左に傾き、僕の太ももに乗った。





「…え？」





人ってあまりにもいきなり過ぎると反応が遅れるんだなーとか考えてしまった。





「溝口…？」






声をかけても反応がない。






その代わりにスースーという吐息のみだった。






「寝たのか…」






ヨシヨシと頭を撫でた。






溝口は僕の手に擦り寄ってくるように頭を動かした。






……かわい






そう思ってしまうのはしょうがない。うん。しょうがない






でも、これ






「どーすればいいのさ」





でも、今日も部活疲れたし





ひと眠りしようかな。






どうせこのままじゃご飯食べれないし。





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「ご飯できたわよーってまあ！わかいっていいわねぇぇ。」





パシャリ





月島の足の間で寝ている溝口と溝口の頭に手を置き、ソファーに座って寝ている月島の写真を微笑みながら撮ったのであった。

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