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帰り道。
大ちゃんと並んで帰る。
そういえば、と手紙を渡してきた。
少し古い感じ。
西 「家で読んでな」
「うん、あ、返事」
西 「…それ読んでからでええよ？」
「わかった、じゃあ明日かな」
家についてまた頭を撫でられた。
じゃあね、と遠くなる大ちゃんの背中を見ていた。
握りしめた封筒を握って家に入った。
おかえり、と笑うお母さんはさっき慌てて出たとこを聞いてこなかった。
部屋のドアをバン、と適当に閉めて
ベッドに座った。
Aへ と書かれた封筒。
この字は見覚えがある。
「紫耀…っ？」
しょうより と書かれた封を開けた。
便箋を広げると紫耀らしい字が並んでた。
《 Aへ
大吾にこれを頼んだから、
俺は他界したんかな。
最期くらいカッコつけたいから漢字は
間違えてへんと思うで。
何言おう。
とりあえず今までありがとうございました。
幸せやった、
ほんまにごめんな。
辛い、大変な思いをさせてしまって。
彼氏失格やな、と書きたいところですが
俺はもう彼氏ちゃうねんな。
あの別れ方は俺はまだ納得いってへん。
でもAのことやから
なんか理由があったんやろ？
俺とはもう別れたんや、
自由に恋をしいや？
俺的には大吾と付き合ってもらいたいけど。
大吾には申し訳ないことしたな。
俺あいつに付き合ってたこと言うてへんねん。
やから大吾、Aに片想いしててんで？
知ったのは別れた後やったから
応援できたけど。
長くなったな。
これ、俺の最初で最後の遺言やから(笑)
とりあえず、
縛られないで恋しろよ。
んで、報告してな。待ってます。
今までほんまにありがとう、
好きやったで。
紫耀より 》
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橙なちゅ。(プロフ) - さきさん» 受験生になったら大変よ？笑笑 お願いしまぁぁぁぁす！ (2016年2月15日 21時) (
レス) id: 1054202f53 (このIDを非表示/違反報告)
さき(プロフ) - 橙なちゅ。さん» 勉強なんてしません← くびをながぁーくしてまってます！笑 (2016年2月15日 21時) (レス) id: 426735dbb7 (このIDを非表示/違反報告)
橙なちゅ。(プロフ) - さきさん» 暇かい！笑ありがと！亀更新で頑張りますっ笑 (2016年2月15日 21時) (レス) id: 1054202f53 (このIDを非表示/違反報告)
さき(プロフ) - 橙なちゅ。さん» ありがとととと♪♪ 暇だからめちゃめちゃ更新するよ！笑 なつきのも続きが楽しみーっ！ (2016年2月15日 20時) (レス) id: 426735dbb7 (このIDを非表示/違反報告)
橙なちゅ。(プロフ) - 完結おめでとととととと♪私より遅く始めたのに私よりはやく終わるって言うね笑 楽しく読みました！！ (2016年2月15日 20時) (レス) id: 1054202f53 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：西畑さき.°
| 作成日時：2016年2月6日 18時
