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私は、辛いよ。
記憶がないんだもん。
中学の春から、
全部。
中学時代まるまるっと。
まあいいやで生活してたけど、
大ちゃんと会ってから記憶がないことが苦しかった。
「大ちゃん、ごめんね。私のせいで」
西 「いつまで言うねん」
私たちがそう言ってるとそばで見ていた永瀬くんが口を開いた。
先生に向かって大きな瞳を揺らしながら。
廉 「つまり先生は人権に関わる発言をしたと」
へぇ、大の大人がね、と先生を見る廉は
私から見ても怖くてたまらない。
「大ちゃんも永瀬くんも、もう平気やで」
「私強いから、」
私に構わなくてええよ、と言うと大ちゃんが
立ち上がった。
なんでそんなこと言うん、と
吃驚するくらいちっちゃい声で言った。
「大ちゃん…?」
西 「好きな子守ろうとして何が悪いんよ」
西宮ちゃんが何言おうと、俺はやめへん。と
目を絶対に逸らさない大ちゃん。
私の目から涙がこぼれ落ちた。
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橙なちゅ。(プロフ) - さきさん» 受験生になったら大変よ?笑笑 お願いしまぁぁぁぁす! (2016年2月15日 21時) (レス) id: 1054202f53 (このIDを非表示/違反報告)
さき(プロフ) - 橙なちゅ。さん» 勉強なんてしません← くびをながぁーくしてまってます!笑 (2016年2月15日 21時) (レス) id: 426735dbb7 (このIDを非表示/違反報告)
橙なちゅ。(プロフ) - さきさん» 暇かい!笑ありがと!亀更新で頑張りますっ笑 (2016年2月15日 21時) (レス) id: 1054202f53 (このIDを非表示/違反報告)
さき(プロフ) - 橙なちゅ。さん» ありがとととと♪♪ 暇だからめちゃめちゃ更新するよ!笑 なつきのも続きが楽しみーっ! (2016年2月15日 20時) (レス) id: 426735dbb7 (このIDを非表示/違反報告)
橙なちゅ。(プロフ) - 完結おめでとととととと♪私より遅く始めたのに私よりはやく終わるって言うね笑 楽しく読みました!! (2016年2月15日 20時) (レス) id: 1054202f53 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:西畑さき.° | 作成日時:2016年2月6日 18時