= 36 ページ36
卒アルを見て泣いていた。
そしたらお母さんからお客さんやで!と
声が聞こえた。
「先生…」
先 「来て!西畑くんが担任を…っ!」
「は?」
先 「詳しいことは車で話す!すいません、Aちゃんお借りします!」
急いで、と急かされ車に乗り込むと
バニラの香りがふわっとした。
話を聞いてると、
突然入ってきた大ちゃんが先生の胸ぐらをつかんで怒鳴りつけたらしい。
生徒指導 と言う扉の向こうから騒がしい。
バン!と音が響くくらい強く開けると
目を見開いて見るみんな。
あほちゃう、と言う私。
でも罪悪感があって心配した、と素直になれへん。
「大ちゃん、何があってん」
西 「…担任が、西宮ちゃんを悪く言ったから。
不登校になられると困るって、
自分の立場の心配しとって、ムカついてん」
ボソボソつぶやいたけど、
大ちゃんが怒ったのは私を守ろうとしてくれたことが分かった。
泣きたくなった。
罪悪感で押しつぶされそうだった。
大ちゃんの頬に伝う筋を軽く拭いた。
ごめんね、ありがとう。
とつぶやきながら。
228人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
橙なちゅ。(プロフ) - さきさん» 受験生になったら大変よ?笑笑 お願いしまぁぁぁぁす! (2016年2月15日 21時) (レス) id: 1054202f53 (このIDを非表示/違反報告)
さき(プロフ) - 橙なちゅ。さん» 勉強なんてしません← くびをながぁーくしてまってます!笑 (2016年2月15日 21時) (レス) id: 426735dbb7 (このIDを非表示/違反報告)
橙なちゅ。(プロフ) - さきさん» 暇かい!笑ありがと!亀更新で頑張りますっ笑 (2016年2月15日 21時) (レス) id: 1054202f53 (このIDを非表示/違反報告)
さき(プロフ) - 橙なちゅ。さん» ありがとととと♪♪ 暇だからめちゃめちゃ更新するよ!笑 なつきのも続きが楽しみーっ! (2016年2月15日 20時) (レス) id: 426735dbb7 (このIDを非表示/違反報告)
橙なちゅ。(プロフ) - 完結おめでとととととと♪私より遅く始めたのに私よりはやく終わるって言うね笑 楽しく読みました!! (2016年2月15日 20時) (レス) id: 1054202f53 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:西畑さき.° | 作成日時:2016年2月6日 18時