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第9話 食堂にて ページ10
翌日、食堂にて。
リオと降谷は、食膳をもって席へ向かっていた。
「──で、どうしたの、その顔は」
顔に絆創膏をたくさん貼っている降谷に、リオが呆れたように問うた。
彼女は、降谷たちとは別の教場のため、事のあらましをよく知らないのた。
「ただ殴り合っただけさ」
平然と言ってのけた彼にリオは表情を一変させた。
「はあ? 殴り合ったぁ?! 誰と!!」
「うわっ、なんだよ。急に大きい声出すなよ」
降谷は顔を顰めて怪訝そうに言った。
「いいから答えて。誰にやられたの、その傷は」
冷静さを取り戻したリオは、椅子を引く降谷に再度問うた。
「──そいつぁ、俺のことだな」
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作者名:リオ | 作成日時:2023年3月31日 11時