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第5話 尊重すべき個性 ページ6

春、3人は地元の中学校に入学した。




同学年には前から見知った顔もいたが、多くは他の地域から入学してきた人たちだった。




そして以前まで降谷に絡んでいた生徒たちも、大人へと近づいていくこの時期に、だんだんと理解をしはじめたようだ。


人にはそれぞれ尊重すべき個性があるのだと。







そのクラスは、とてもあたたかかった。






しかし、上級生の目は厳しかった。



「お前、1年のくせに目立ちすぎ」


「校則ちゃんと知ってるー?」



げらげらと笑い他の生徒の注目を浴びている。




「おい、なんか言えよ」




しかし降谷や諸伏、リオはそんな言葉にいちいち反応する価値もないと、その声を無視し続けた。



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設定タグ:名探偵コナン , 警察学校組 , 松田陣平   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:リオ | 作成日時:2023年3月31日 11時

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