幼なじみの女の子。【名探偵コナン】【警察学校組】 (ページ21)

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第20話ツンデレページ21

カラオケに向かう途中、帽子をかぶった老人に話しかけられた。

どうやら、萩原の言ったことはほとんど事実だったらしい。

そしてその萩原本人は、女子に囲まれて歩いている。

その中にいたリオはこっそり女子のグループを抜け出し、降谷たちの隣へ移動した。

彼女は腕を組みながら話し始めた。

「ったく、あんな男のどこがいいんだか…。コミュ力高くて顔とスタイル良くて手際が良いだけのチャラ男じゃん」

「ツンデレか」

降谷のツッコミにリオは声を詰まらせる。

「っいや、違うから。萩原のそういうとこは尊敬してるけど、チャラいとこは嫌だって言ってんの」

その返答に諸伏が顔をニヤケさせながらリオに問うた。

「ふぅーん……もしかしてリオは萩原が好きなの？」

『は……』

今、リオともう1人誰かの声が同時に聞こえた。

『…えっ』

そしてリオとその声の主は顔を見合せた。

「…なんで、松田が驚いてんの」

「…別になんでもねぇ」

「そ…」

曖昧なまま、カラオケ店に着いてしまった。