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第13話 コンビニにて。 ページ14
リオは今夜、外出許可をもらい、コンビニに買い出しに行っていた。
今日使って切れてしまったマスクを買いに来たのだ。
そして店内をぐるっと回って見つけたマスクを手に取れば、自分の隣に誰かが立っていることに気がついた。
気になってちらっと目を移した。
「え」
呆気に取られたように情けない声が出る。
「あ?」
その人物は雑誌を読んでいたようで、機嫌悪そうにリオの方に顔を向けた。
反射的にリオはその人に背を向ける。
「……なんでいんだよ」
その人はリオのことを知っているらしい。
それもそのはず。
なぜならその人物とは──。
「それはこっちのセリフ。そっちこそなんでこのコンビニにいんのよ…“松田”!」
そう、松田だったのだ。
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作者名:リオ | 作成日時:2023年3月31日 11時