もう子供じゃない (ページ36)

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33話目ページ36

解散し、皆が帰っていく

風丸は後片付けを手伝ってくれるらしい

『風丸、怒ってる？』

風丸『怒ってる。』

『ゴメンね、ちょっと風丸にヤキモチ焼いてほしかっただけなの』

風丸『もしそれで飛鷹がAに惚れたらどうする気なんだよ…』

『へ！？そんなことないに決まってるじゃん！』

風丸が私を抱きしめる

『ないって、どうして言いきれるんだ？

自分が可愛いってこと自覚してくれ、頼むから』

【ゴメンね】

って代わりにギュッと抱きしめ返した

風丸が優しく頭を撫でる

風丸『わかればいいんだ』

『あ、そうだ、風丸はあたしと付き合う前に

誰かと付き合ってたりしたの？』

風丸『してないけど…どうして聞くんだ？そんなこと』

『キス…慣れてるなって思って』

言ってから気づいた。クソ恥ずかしい

穴があったら入りたい

風丸『お前が初めてだよ////』

そう言うと風丸はより一層強く抱きしめた