警察学校組の同期。【名探偵コナン】【8】

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Youside





目暮警部は私の説明のあとサークルレンズを手に取った。




｢ちょっといいですかな？なるほど…
波土さんを吊り上げた後運悪く貴方の服に落ちたんですな…




証拠は十分ですな…あとは署の方で。｣





｢ま、待ってくれ！本当に貴方が？
17年間支え続けた彼をなぜ殺害しなければいけなかったんだ？





答えてくれ！｣





｢それはいくら聞いても答えられない…なぜなら彼女は彼を殺害してはいないから。





…もう片方のサークルレンズ、どこにあったと思う？｣





｢どういうことだね？｣





｢ステージに放置されていたパイプ椅子の座面の裏。
つまり…釣られていた彼の足元にそれは落ちていた…




さらに付け加えればタコ糸が結び付けられた野球のボール。




あれはタコ糸のもう片方の先をロープの先端にもう片方の先をロープの先端に結び、ボールを投げたバーにタコ糸を通しそのタコ糸を引っ張ってロープをバーに渡り通す為に使った。




失礼だけど…円城さんがあのバーを越すほどボールを投げられるとは思えない。




高校時代野球部の強肩だったら波土さんなら別だけど…
そして波土さんの胸ポケットに入っていた直筆のメモ…




もうここまで言えばわかるよね？｣





｢おいマサか…
自 殺した現場をわざわざ彼女が殺人に偽装したってことかよ。｣





私は陣平の言葉に頷いた。

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