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Aside
はじめちゃんの検査が終わって合流。
「いや〜危ないとこだったぜ〜。」
「ホント恥ずかしいわ。ただの食べ過ぎとか。」
「いや、"ただの"ってな。Aの料理が美味しくて。」
「はぁ？」
「(ホントはじめちゃん、Aちゃんに甘いんだから。)」
美雪ちゃんがそんなことを思ってるなんて思わない私。
「なぁ、精算ってどこだっけ？」
「一階、お金は？」
「ちょっと待って…おお！」
「「もう、はじめちゃん！」」
はじめちゃんが財布のチャックを開きっぱなしにしてたみたいで、
小銭が床に転がって私と美雪ちゃんも小銭を拾う。
「暗い穴？」
「「はじめちゃん、何してるの？早く出て。」」
「おう。」
・
場所は変わって船の上。
私、美雪ちゃん、何故か佐木くんに、はじめちゃん。
このメンバーで夏期合宿をすることになったのだ。
「＿＿＿に俺はなる！」
「何になるって？」
「A！？
なんでもないです。」
「なんでもないです。」
「こちらがアルバイト主任の新谷百合さん。
何すればいいかいろいろ教えてくれるって。」
隣にいた美雪ちゃんがはじめちゃん達に教えてくれる。
全くってかなんで、佐木くんまで付いてきちゃってるの？
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作者名：反町ゆうり
| 作成日時：2022年3月7日 20時
