バ先のお話《Yugo.K.》 (ページ22)

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22. ページ22

母「あなた意外料理上手だったのね」

「料理嫌いなあなたと違ってね、

ほら、ご飯食べたんだから帰ってよ」

母「もう、そんなに急かさないで

トイレ行かせてちょうだい」

あ、やばい家ユニットバスだから、、、、

母「キャーーーーA！！！ちょっと！」

遅かった、、、

母「誰よあなた！」

高「高地優吾と申します。」

優吾くん、湯船からのそっと挨拶してて、

幽霊みたい。

母「Aとはどんな関係よ」

高「Aさんとはおつき「あああああああ！」

「ねぇ、お母さん、もう帰んなきゃ、

電車の時間なっちゃうんじゃないの？」

母「今はそんなことよりこっちの方が大事でしょ？

で？どんな関係なの？もう一度言ってくれる？」

ここで優吾くんと付き合ってる

って言うのはどうしても避けたい。

なんでそこまで付き合ってる事を

隠したいかっていうと、

高校生のとき付き合ってた人がいたんだけど

お母さんにバレてから直ぐに

別れさせられちゃったから。

それ以来私は恋をしちゃいけないと思ってたから。

お願い。優吾くん。察して？

必死にお母さんの後ろから

優吾くんの目を見て訴える。

高「Aさんとお付き合いさせて頂いてます。」

無理だった。

お母さん、どんな顔してるかな。

またすぐに別れさせられるのかな。