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こーち先輩はわたしより少し遅くあがったみたい
高「ごめんねお待たせ」
「大丈夫です!
話ってなんですか?」
高「…俺とAちゃんのことが好きです!」
「へ?」
高「Aちゃんの頑張ってる姿とか、
あゆと遊んでる時の可愛い顔とかに
惚れちゃって。
バイトだけじゃなくて、
もっと一緒にいたいなと思って」
怒られなくて良かったけど、
恋愛偏差値低めの私はこの空気感に慣れてなくて、
どう返事したらいいかわかんない。
高「もし良かったら、
俺と付き合ってください。
返事はいつでもいいから。
じゃあまたね」
「待ってください!
私もこーち先輩のこと好きです!」
衝動的に出てしまった言葉。
こーち先輩のこと好きなのか好きじゃないのか、
ずっとモヤモヤしてたけど、
これがきっと本心。
高「付き合ってくれる?」
「はい!よろしくお願いします!」
告白してきた本人はなぜかポカンとしてる
高「じゃあ、改めてよろしくねAちゃん」
「お願いします。こーち先輩」
高「もう彼氏なんだから
こーち先輩じゃなくていいよ。」
「じゃー、優吾くん?」
高「うん笑ありがとう、A」
急な呼び捨て!!!
ドキッとするじゃん!
高「気をつけて帰ってね!」
「はい!お疲れ様です!優吾くん!」
とりあえず、いっぱい名前呼んでみる
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作者名:海の前のポニョ | 作成日時:2020年7月7日 21時