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目の前にいる不死川、否、不死川の姿に擬態している鬼は舌打ちをして元の姿に戻る。鬼の目は下弦の参の文字の上にが引き裂いたような切り傷があった。数字を剥奪された鬼だろう。
鬼「クソが!油断した瞬間を狙って喰ってやろうと思ったのに!辞めだやめ!直接殺ってやる!」
鬼は爪を伸ばして攻撃をしてきた。だが縁にとっては遅すぎる攻撃。ほとんど動かずに避けていく。鬼はイライラしてきてだんだん攻撃が雑になってきている。すると急に鬼の攻撃が止り鬼の体が震え出す。
鬼「嘘だ。兄さんが殺されるなんて嘘だ。兄さんは強いんだ。俺の力を分け与えたから強いんだ。そんじゃそこらの鬼とは違うんだ。なんで死んだ?嘘だ嘘だ嘘だ……嘘だーーーーーっ!」
白目を向き体中の血管がはち切れるほど浮き上がる。両手を頬に当て顔を左右に振りながら「嘘だ」と言い続けている。まるで狂った人形だ。綿毛の根を複数の根で太くして辺りを無茶苦茶にする。血鬼術の暴走だろうか。このままにしては朝日が昇る前にこの山や近くにある里に被害が及ぶ。
縁「……もう、苦しまなくていいよ」
*筆の呼吸 陸の型 遅筆*
ゆっくりと刃が頸を切る。否、ゆっくりに見えるだけで本当は有り得ないくらい早い。ゆっくりに見えるのは目で追いつけないから。
呼吸説明*肆
筆の呼吸 陸の型 遅筆 ちひつ
あえて遅らせて相手の攻撃を避けて攻撃する型
目で追えないため相手にはゆっくりに見える
相手は痛みを感じない優しい技
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神夜の羽織(プロフ) - 下で話していたパスワードのかかったお話を個人的な都合で削除することになりました。待っていてくださった方々には大変申し訳ございません。心よりお詫び申し上げます (2020年3月4日 14時) (レス) id: d57f708b28 (このIDを非表示/違反報告)
神夜の羽織(プロフ) - ありがとうございます (2020年2月28日 1時) (レス) id: d57f708b28 (このIDを非表示/違反報告)
吹雪彩香 - いいですよ^_^どの作品もいつも楽しみに待ってます(≧∀≦) (2020年2月28日 0時) (レス) id: 9f5e24e49c (このIDを非表示/違反報告)
神夜の羽織(プロフ) - お返事を待ってます (2020年2月27日 18時) (レス) id: d57f708b28 (このIDを非表示/違反報告)
神夜の羽織(プロフ) - それは本当に暇つぶし程度のもので自己満足です。それでも大丈夫ならば今の其の壱のリメイク終了と共に公開します。それでも宜しいでしょうか? (2020年2月27日 18時) (レス) id: d57f708b28 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:神夜の羽織 | 作成日時:2019年11月6日 23時