お館様の尊敬する炭治郎の義理の兄はーーらしい〜其の弐〜

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金平糖を買うと足早に家路につく。家では今頃誕生日の準備をしているであろう。この金平糖は兄弟でお金を出し合って買ったものだ。去年は炭治郎が買いに行った。禰豆子は下の兄弟が気を引いている。縁はばれないように家の裏口から中に入る。

縁「ただいま。準備は進んでいるかい？」

炭治郎「！兄ちゃん。おかえりなさい！」

家に入ると炭治郎と葵枝が丁度ご飯の準備を終えてちゃぶ台に並べていた。部屋の中は美味しそうな匂いで溢れている。やがて他の兄弟が匂いにつられてやってくる。一番最後に入ってきたのは本日の主役である禰豆子だ。

縁「禰豆子」

全員-禰豆子「お誕生日おめでとう！！」

禰豆子「！！ありがとう！みんな大好き」

下の兄弟「お姉ちゃん大好き！」

炭治郎が涙を流している。葵枝と縁は微笑ましくその光景を見つめている。縁は懐から買ってきた小瓶を禰豆子に渡す。

縁「はい、みんなからの贈り物」

禰豆子「！金平糖！ありがとう！」

その時の禰豆子の笑みはとても明るくまるで太陽のようだった。買ってきて良かったと思う縁。周りにいた兄弟が2人に抱きついた。いつまでも仲の良い兄弟だ。

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入院中ながら禰豆子ちゃんの誕生日ということで更新させて頂きました。まだまだ退院には程遠く更新が出来ないことが多くなりますがよろしくお願いします。さて！

禰豆子ちゃん！お誕生日おめでとうございます！！

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