* ページ3
腰に刺さっている薙刀を抜く。巻いていた包帯を地面につく前に回収して懐に入れる。一番長く伸ばすと屈んで思いっきり円を描く様に薙刀を振るい呼吸を使う。そこに誰も居ないことを願って。
縁「*筆の呼吸 肆の型 曲筆*」
本来は円を描く様に使う技ではないが致し方ない。綿毛は切り落とされると光の粒子となって消えていく。同時に辺りに舞っていたものも消え去る。木の影から不死川が出てきて縁を見た途端此方に駆け寄ってくる。
不死川「っ!縁様ご無事ですか!?気がついたら消えてしまっていたので心配しました!」
縁「大丈夫だよ。不死川君は何も無かったかな?」
不死川「は、はい。ただ連絡が途絶えた隊士が全員死んでいました。外傷は特にありません」
縁「……君、誰だい?」
不死川「は?な、何を言っているんですか?俺ですよ。不死川実弥」
縁「いや違う。僕は大切な時以外、人の名前はわざと間違えるようにしているんだけど。僕にちゃんと名前を呼ばれた人は皆何故か頬をほんのり赤くさせるんだ。特に不死川君は爆発したように赤くなった。あと不死川君は僕のことは上の名前で呼ぶんだ。まだまだ君が不死川君ではない事を証明出来る理由は、いっぱいあるけど……どうする?」
呼吸説明*参
筆の呼吸 肆の型 曲筆 きょくひつ
物凄く曲がった滑らかなで死角にいる敵を切る型
今回は体の体制を低くして円を描く様に綿毛を切った(いつもは絶対にしない)
785人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
神夜の羽織(プロフ) - 下で話していたパスワードのかかったお話を個人的な都合で削除することになりました。待っていてくださった方々には大変申し訳ございません。心よりお詫び申し上げます (2020年3月4日 14時) (レス) id: d57f708b28 (このIDを非表示/違反報告)
神夜の羽織(プロフ) - ありがとうございます (2020年2月28日 1時) (レス) id: d57f708b28 (このIDを非表示/違反報告)
吹雪彩香 - いいですよ^_^どの作品もいつも楽しみに待ってます(≧∀≦) (2020年2月28日 0時) (レス) id: 9f5e24e49c (このIDを非表示/違反報告)
神夜の羽織(プロフ) - お返事を待ってます (2020年2月27日 18時) (レス) id: d57f708b28 (このIDを非表示/違反報告)
神夜の羽織(プロフ) - それは本当に暇つぶし程度のもので自己満足です。それでも大丈夫ならば今の其の壱のリメイク終了と共に公開します。それでも宜しいでしょうか? (2020年2月27日 18時) (レス) id: d57f708b28 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:神夜の羽織 | 作成日時:2019年11月6日 23時