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時透「うん」
不死川「(流石縁様)ん？オイ！あの二人は一体何処に行ったんだァ！」
不死川が怒りながら言う。どうやら怒ると縁の前でも口調がいつもどうりになるらしい。縁と時透も前を見るとそこに居るはずの煉獄と宇髄がいなかった。そう、はぐれたのである。こんな事になるなら来る前に注意しておくべきだったと額に手を置く縁。
縁「まぁ、歩いていたら合流出来る……よね」
不死川「恐らく」
不死川は何があっても縁に何か言われない限り離れないから大丈夫である。時透も手を繋いでいるからはぐれない。お店を見ながら歩き進めるととある店の前で「うまい！」と聞こえた。
不死川「……あいつゥ！」
不死川が眉をひそめながら店に入っていく。そして……。
不死川「煉獄ゥ！何勝手にはぐれてんだァ！」
煉獄「よもや不死川！？はっ！すっすまない！」
不死川「すまないで済む問題かァ！！」
等と怒声が聞こえた。縁と時透は顔を見合わせると同じく中に入る。中では不死川が煉獄に首絞めをしていた。煉獄は手を挟んで完全に締められるのを防いでいる。煉獄の座る前のちゃぶ台の上には沢山の空のお皿が置いてある。
縁「不死折君。此処はお食事処だから外でやろうね」
不死川「分かりました」
煉獄「兄上！？」
時透(外ならいいんだ)
煉獄の着物の襟元を掴んで引き摺るように外に連れ出した。縁と時透は煉獄が座っていた席に座ると自分達も不死川の分も含めて注文する。
縁「すみません、僕の連れが」
店員「いっいえ！大丈夫です！」
ご飯を食べて店を出ると異様に女性が集まっているところがあった。そこに居る女性は顔を赤くさせ黄色い声を出している。周りにいる人は少し否、かなり迷惑そうだ。女性の真ん中には予想通り宇髄がいる。そしてまたもや不死川が怒った。
不死川「宇髄ィ！一体何やってんだァ！
大声で叫ぶ。近くにいた時透と煉獄が耳を塞いだ。縁は苦笑いを浮かべている。不死川に気がついた宇髄がばつの悪そうな顔をして女性の輪から抜け出した。
宇髄「いやぁーすまんすまん！嫁達に土産を買って店の外に出たらなんか集まっていてな。申し訳ございません縁様」
縁「大丈夫だよ、合流出来て良かった。でもこれからは事前に言っておこうね。心配をしてしまうから。煉奥君もだよ」
二人は身を少し小さくしながら「はい」と言う。どうやら反省しているようで何よりだ。それから色々とお店を見回って旅館に戻る。
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神夜の羽織(プロフ) - 下で話していたパスワードのかかったお話を個人的な都合で削除することになりました。待っていてくださった方々には大変申し訳ございません。心よりお詫び申し上げます (2020年3月4日 14時) (
レス) id: d57f708b28 (このIDを非表示/違反報告)
神夜の羽織(プロフ) - ありがとうございます (2020年2月28日 1時) (レス) id: d57f708b28 (このIDを非表示/違反報告)
吹雪彩香 - いいですよ^_^どの作品もいつも楽しみに待ってます(≧∀≦) (2020年2月28日 0時) (レス) id: 9f5e24e49c (このIDを非表示/違反報告)
神夜の羽織(プロフ) - お返事を待ってます (2020年2月27日 18時) (レス) id: d57f708b28 (このIDを非表示/違反報告)
神夜の羽織(プロフ) - それは本当に暇つぶし程度のもので自己満足です。それでも大丈夫ならば今の其の壱のリメイク終了と共に公開します。それでも宜しいでしょうか？ (2020年2月27日 18時) (レス) id: d57f708b28 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：神夜の羽織 | 作成日時：2019年11月6日 23時
