[刀剣乱舞]ウチの本丸はキェアアアうるさい。

ぽん ページ36

「ねぇ、僕らはお荷物なのかい？」





「…どうしたの、にっかり」



少しお腹が減る頃
日影になってる部屋で休んでいると隣にお尻を置いたのは、あおいジャージのあおえ。




「質問に答えてくれよ。僕らは、お荷物なのかい？せっかく来てあげたのにそんな態度されたら、いくら刀でも傷つくよ。」




ふぅっ、と、自分の前髪に息を吹く青江。

お荷物なんて言ってない。といえば嘘になる。確かにハッキリそう言った。まだ出陣もさせてない。戦力外だとバッサリ切り捨ててるわけではないんだけども。



「…お荷物、って言い方に怒ってる？」


「いやぁ、そうじゃないよ。まだここに来て日も経ってない。お荷物になるだろうよ。戦にも出して貰えてないし、練度は低いし、僕は脇差だろ？扱いにくいよねぇ。打刀みたいに力が強いわけではないし、短刀みたいに速くもない。」



三角座りしながら、上半身をプラプラ揺らしてる。顔を上に向けて。





「…にっかりは、いや、青江は、強くなれるよ。多分。」



「おやおや、初めて僕のことを青江と呼んでくれたね。少しずつ距離を縮めれてるかな？」






「ジワジワね。
安心して、そろそろするよ、出陣ね。」






「本当かい？それはそれは、おもわず笑いがこみ上げてくるよ....ようやく、君の力になれるんだね」




「笑いなや、にっかりと」


「ははっ。方言かな？可愛いね。」





___私ギャグしかできないからシリアスとか恋愛とかやめてくれよ。刀剣男士よ。

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