[刀剣乱舞]ウチの本丸はキェアアアうるさい。

ぽぽーん ページ18

朝です、おはようございます。
隣には誰も居ません。寝坊しました。



私がいないと過去に送れないのでね、さぞお困りでしょう同田貫たちよ。






そんなこと思ってる場合ではないので、寝間着のまま本丸の庭に行く。




砂利を走る。





「お、やっと起きたか。遅え。」


「起こしてくれてもいいじゃん？なにそれ？私が悪いの？そうだけど」





「とりあえず、過去に送ってくれ。朝餉は残ってる。頼む」




「はいよ。さぁ装置にのってのって。」



うちの本丸は時計見たいな機械で、時間と場所をセットして、タイムマシン的なものになっている。審神者しか使えないのさ。





______________________________



朝ごはんを食べながら思う。
ウチの同田貫は血の気が盛んというのかな。

攻撃するとき言葉を叫ぶんだけども


絶対、キェァアアア！は言う。



短刀なら、「斬って殺すはお手の物」
「柄まで通ったぞ！」


「俺を怒らせたんだ、殺されて当然だろ」



脇差なら、「闇討ち暗殺お手の物！」
「首落ちて死ね」


「テメエ、覚悟は出来てんだよな？」


打刀なら、「五分も斬り込みゃ人は死ぬってなぁ！」
「叩き斬ってやる」


「随分と舐めてくれたな……許せねぇ！」



いやぁ、うん。ここまで思うと物騒だなぁ
改めてそう思う。



一番真剣必殺みて、ビリビリくるのは短刀かな。






太刀なら、「お前の動き、全部見えてるぞ」
「そこだ！」

「はっ、噛みつかれると痛ぇぞ？野生ゆえにな！」




大太刀なら、「俺が暴れりゃ嵐みてぇなもんさ！」
「振り回しときゃ当たる」


「…本気の俺は、すげぇぞ？」



槍なら、「針の穴を通すが如く！」
「どうした、近づけねぇのか？」

「…他の奴には負けられねぇからな！」



薙刀なら、「狩り尽くしてやる！」
「もっと俺を楽しませろ！」

「さ、遊びの時間はここまでだ」






中々、違いは現れるもんだなぁ。

ぽんぽこぽん。→←ぽぉおおん

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す