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「本当に申し訳ありませんでしたぁああああ！！！」
これ誰の謝罪かって？さっきから私に敵意剥き出しだった人だよ。
「土井さん、頭上げてください。いいですよ、よく間違われるんで」
「いや！男だと思っていたこともですが一歩間違えれば私は貴方の顔に傷を付けていたかもしれないんですよ！？」
「クナイのことですか？それこそ私も忍者ですので気にしないでください」
「しかし女性の顔に傷なんてあったら！……」
「……嫁の貰い手がなくなる、ですか？」
「はい……」
初対面の女の事を気にするなんてこの人はいい人なのだろう。でも私は嫁に行く気ないし、そもそも傷があることを気にする奴との結婚はこっちからお断りだ。
だから気にするなと言っているのに一向に上がらない頭。仕方がないなぁ。
「……土井さんはおいくつですか？」
「え、25ですが」
「私は18です。ご結婚は？」
「ま、まだです」
「じゃあ私が傷物なら貴方が責任を取って娶れば問題ないでしょう？」
「は、はぁ！？」
おー見事に真っ赤か。これは茹で蛸もびっくりレベルだ！気にしすぎだから揶揄ってみたのだが良い反応するじゃないか！！
「ふふ、冗談です。そもそも傷物になってませんしね。今ので先程の件はチャラです。良いですね？」
「な！？え、でも！」
「土井先生、鶴町殿がこう言っているんじゃ」
「うっ……わかりました……」
なんか納得いってなさそうだけど一件落着ということで。
「さて、誤解も解けましたし、子供達と約束もあるのでお暇させていただきますね」
「そうじゃな……鶴町殿、これまでの数々のご無礼どうかお許し願いたい」
「もちろんです。それと名字は伏木蔵と同じ所以、私のことはどうぞ名前でお呼びください。敬語も無しで構いません。他の先生方も」
「ふむ、わかった。A、お主が怪しい人物じゃないことはこのわしが認めよう！！」
「ありがとうございます。それでは」
よいしょっとゆっくり立ち上がる。足崩して座っていてよかった。これだけの時間正座していたら絶対痺れて立てない。
そう思いながら襖に手をかけた。もう伏木蔵帰ってきてるかな〜？
「あ！そうじゃ、A！！」
「……何ですか？」
おい、呼び止めるな。良い感じに収まったんだぞ！？
「ひとつ聞きたいのじゃが、お主……」
「『闇夜の丹頂』ではないか？」
は？何そのダサい異名！！！
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勘ちゃんに食べられたいお菓子🍡 - うん、好き。←急にすみません💦 (2023年2月18日 2時) (
レス) @page50 id: 5ad601e96f (このIDを非表示/違反報告)
レオン(プロフ) - あいさん» コメントありがとうございます！面白いと言っていただけて嬉しいです！！ (2022年4月28日 0時) (レス) id: fc3a292471 (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - 夢主ちゃんも忍術学園に行ってそのまま習っちゃえ！www 今回も面白かったです (2022年4月27日 23時) (レス) @page10 id: 4bcda9126d (このIDを非表示/違反報告)
レオン(プロフ) - あいさん» コメントありがとうございます！頑張ります！ (2022年4月26日 10時) (レス) id: fc3a292471 (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - 伏木蔵可愛いですよね♡ 続き頑張ってください (2022年4月26日 7時) (レス) @page3 id: 4bcda9126d (このIDを非表示/違反報告)
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