13. 胸キュン ページ14
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和也「……食べる？」
『えっ！くれるんですか？』
和也「いや、うまいかとか聞くから」
そういえば、味見してなかったな
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『じゃあ、ちょっとだけ』
和也「ん。」
……うん。私にしては上出来じゃん！
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……………。
あれ。ちょっと。今のって。間接キス。
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落ち着け、私。
こんなのどーってことないない！
理沙と散々したじゃない！…女子だけど。
私は大人。大丈夫。
二宮さんだって気にしてなさそうだし！
そう自分で納得してたら、
和也「ククッ 何？意識しちゃってんの？(笑)間接キスぐらいで動揺すんなよ。こんなんじゃこの先持たねーぞ」
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バレてた。
バレてない方がおかしい。
っていうかサラッと爆弾発言しましたが？！
この先持たないって何されるわけ私？！
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まさか、寝ろとか？
ムリムリムリムリムリ！！断固拒否！！
和也「っていうか俺の彼女でしょ？」
『まぁ、一応ですけどね。』
和也「一応だろーが、仮だろーが、彼女には変わりないの」
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そのまま二宮さんはハンバーグを食べ終え、ゲームをしだした。
私はというと、さっきの発言が気になりつつも洗い物をした。
『終わったんで、帰りますねー？』
和也「んー。」
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一応玄関まで来てくれた。
『では、失礼しました』
和也「ハンバーグ……」
『え？』
ドアがあと少しで閉まろうとしたとき、
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和也「うまかったよ」
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急に甘い顔で言ったからびっくりした。
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何、少女漫画のセリフみたいな事言ってんのよってバカにしてるけど、
たぶん私の顔は真っ赤だろう。
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…よかった、ドアが丁度閉まって。
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不覚にもキュンとした。
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メル(プロフ) - こんにちわ！初めて読ませて頂きましたが、とっても面白かったです！続きも早速読んできます(´ｰ｀) (2015年12月14日 0時) (
レス) id: 483cbdbb0b (このIDを非表示/違反報告)
きりさく(プロフ) - さゆさん» ありがとうございます(^^) そう言って頂けると嬉しいです( ´ ▽ ` )ﾉ (2015年11月30日 22時) (レス) id: fcfcc5d9df (このIDを非表示/違反報告)
さゆ(プロフ) - 初めまして！オススメに出ていたので読ませていただきました＊一気に読んでしまいましたー！スピードもあって、テンポもよくて、とてもおもしろいです（語彙力なくてすみません） (2015年11月30日 21時) (レス) id: 69b2c97b5b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きりさく
| 作成日時：2015年11月9日 12時
