夕鈴、熱を出しました ページ1
Side 黎翔
ここ白陽国の王であり、皆から『冷酷非情の狼陛下』と呼ばれ、崇められ恐れられている。
____後宮
隣には妃である夕鈴が静かに寝息をたて眠っていた。愛しい存在がここにいるのを確かめるようにぎゅと抱きしめる。
(あれ…？なんか、夕鈴熱いような…)
手を夕鈴のおでこに当てると、ものすごい熱を感じた。とにかく、李順を早く呼んで医師を呼ばねば…。だからといって、夕鈴をこのままにしておく訳にもいかず…
「夕鈴、起きて。夕鈴…大丈夫？」
「えっ……へ、陛下？」
「夕鈴、熱があるかもしれないからあまり動かないで」
「熱？」と言って起き上がろうとした夕鈴は顔が真っ赤で声が枯れていた。すぐさま女官を呼び、水と拭きもの。それと李順を呼ぶよう命令した。
「大丈夫？辛くない？」
「はい、陛下…わたしから離れないと…風邪を移してしまいます。」
熱があってきついはずなのに、自分の心配をせず僕の心配をするのは、相変わらずだ。だけど、夕鈴は悲しそうな顔をしていて…「大丈夫だから」とそばにいた。
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雪音 - まるさん» まるさん、教えてくださりありがとうございます！オリジナルフラグはちゃんと外しましたのでご安心ください。 (2018年10月15日 18時) (
レス) id: de2f758063 (このIDを非表示/違反報告)
まる - 作品を作る前にルールをしっかりご確認下さい。オリジナルフラグをちゃんと外して下さい (2018年10月15日 18時) (レス) id: 12fa79417c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪音 | 作成日時：2018年10月15日 18時
