ジュッテの相棒

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ヌナに飢えたアギパンはふと思い立って、ちょっと検証してみることにした。ヌナはちょうど椅子に座ってスマホをいじってる。

自分のスマホで、bubbleのアプリを開いて……と。




【今日はチーズタッカルビ食べた。とってもおいしかったよ】



よし、送信。そして、すかさずヌナを確認。

あ、感極まってる。だいぶ感極まってるな。いや、Aヌナ今日一緒にご飯食べたよね？向かいの席で僕がこれ食べるの、見てたよね……？

そうしたら……




【ちょっと食べ過ぎちゃったかな？ダイエット計画中】



またヌナをチラ見する。

ガンッて音が聞こえてきそう。遠目から見てもわかるくらいショックを受けている。ステイ、ごめんね。もう少し付き合って。




【いや、でも、エネルギーも必要だしね。】



今度はスマホを握って、ほっとしている。

面白くなってきた。



CB「うわあ、イエナ……おま、Aで遊ぶのもほどほどにしてやれよ。あいつはただの純度100％のI.Nペンとしてbubble購読してんだから……」


隣のチャンビニヒョンが僕の画面とヌナを交互に見て、ちょっぴり引き気味な顔で言った。


IN「ふふ……Aヌナ、可愛い〜。でもヌナがこっそり楽しんでたであろうbubbleのことを漏らしたの、他でも無いチャンビニひょんです」

CB「……そうですね。そうなりますね。」


そういえばセルカ撮ってたのあったな。送ってみようかな。カメラロールから、最近撮った中で一番可愛く撮れた(当社比)セルカを選んで、送ってみる。


CB「それ……うわあ……」


恐ろしいマンネ……良いなあ、俺もイエナに弄ばれたい……なんて聞こえてくるけど、無視。


「えぇ〜〜〜……！」


小さく、ヌナの声が聞こえた。わー！とかじゃないんだ。えぇ〜！、なんだ。こっそり見てみると、眉間をつまんで天を仰いでいるヌナがいた。どういう感情？それ。

あ、保存してる。


ヌナで遊んでたけど、満足した。僕も、スマホのやりとりじゃなくてヌナと直接話して、かまってもらいに行かなきゃ。


IN「Aヌナ〜」

「わ！イエナびっくりした……どしたの？」


僕のヌナだもんね。
それから、


IN「ヌナのジョンイニが来ましたよ〜」


やっぱり絶対的ヌナの弟だからね。僕。



おっとにゃ。


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