ジュッテの相棒

▽ ページ37

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「うわあああ」

SM「こ、これは……」




ヌナの部屋でやることと言ったら昔から定番で、ほぼモッパン見て寝落ち。二人ともお気に入りのモッパンユーチューバーがいて、夜な夜なお布団にくるまって、豪快にハイカロリーなものを食べてる様子を見ては悶絶している。




「スンミナ、見てやばい超美味しそう……」

SM「見てる見てる」

「お腹すいた…！！」




ヌナは細い見た目から想像できないくらい食べるし、食い意地も張っててよくチャンビニヒョンと食べ物で喧嘩してる。




「実はさあ……」

SM「だめ」

「まだ何も言ってないよ」

SM「だめだって」

「韓国からラーメン持ってきちゃった」




そして、小麦粉boyと同じくらい自制が効かない……




「明日移動だけだしいいじゃん〜。あ、ちゃんと二袋持ってきたからスンミニの分もあるよ？」

SM「そういうことじゃない……」




なんだかんだ言って根負けしちゃうのは、今だけはAヌナを独り占めしてるっていうプレミア感がこのラーメンを特別なラーメンに感じさせるからかも。




SM「夜食だったらヒョンジニとかと食べたらいいのに」




なんて、可愛くないことをぽそっと言うけど。ヌナには甘えたモードなのも多分バレてる。




「ストイックなスンミニを陥落させるからさらに美味しいんじゃん♡」

SM「悪趣味……」




くふふ。共犯。と笑うヌナ。



次の日もれなく二人ともパンパンに浮腫んでみんなに爆笑された。



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