ジュッテの相棒

キンパも食べちゃった　HJ ページ23

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HJ「サムギョプサル」


「カムジャタン」


HJ「プデチゲ」


「カルビチm……あー！プデチゲ良い。チーズいっぱいの食べたーい！」


HJ「決まり？」


「決まり決まり。店予約しよ。完全にプデチゲの口になった。」



君らと生活してると胃が大きくなる、とぼやくヌナはプデチゲ2人前くらいなら一人でペロッと平らげる。


ここ数週間、Aヌナと俺は来たる雑誌の撮影に向けてローカロリー生活をしていた。


なんてったって誰もが聞いたことあるような有名雑誌だし。二人で表紙だし。


撮り終わったら何食べる？を協議した結果、やっぱりギルティなものがいいよね。となり。朝から涎が出そうな話をしていたわけだ。



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「ジナー、私やっぱハイファッションわかんないや……ここ本当に首出すところなんですか？本当に？って何回も聞いたもん」



袖、だよねえどう見ても。と小声で言ってくるヌナは、普段のステージメイクじゃなくて、なんていうかこう、モードなメイク。


これがまた、とんでもなく似合うんだよなあ。ヌナの顔立ちはお洒落だから。



「ジナいつもと雰囲気違う〜パボラチャに見えない〜」



一言余計だけど。








カメラマン「Aさん、自然体な感じで」



あ、ヌナの顔がちょっとだけ引きつった。


「自然体でお願いします」が一番難しいそうで。これは完全同意。あれこれ考えちゃううちに自然体からはどんどん遠ざかって行くんだよなあ。


邪魔にならないようにヌナの視界に入って、静かにアピール。



HJ「(プ・デ・チ・ゲ)」



ヌナの目に光が宿った。単純。


カメラマンさん含むスタッフさんからも、ほう…と息を呑むのが聞こえてくる。


俺にはわかる。この人が何を考えてるのか。


プデチゲ……愛するプデチゲ待っててね……


そんなとこだろう。


にしても、プデチゲ思い浮かべてなんであんなに綺麗でアンニュイな顔出来るんだか。


あー俺もお腹すいてきた。



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