えいとどくたー。4

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横山side





村「 ん... 何してるん...？ 」

安「 起きた？ おはよう 」

村「 ... 俺、倒れたんか 」





点滴を入れてしばらく寝ていた村上

今後のことで会議もあって
点滴が終わるまでみんなで病室に残った

嫌でも聞くしかない






大「 信ちゃん無理しすぎやで？」

「 なぁ、正直に教えてくれ。体調悪いんか？どこか痛いん？」

村「 そんなん、どこも悪ないって... 」

「 正直に言えって。ほんまに言うてるん？ 」

村「 ほんまやって。横なら嘘ついてへんってわかるやろ？ 」






俺やってわかってる。

ひなが嘘をついていないことくらい

やからおかしいねん

やとしたら何でこんなに...






村「 ...点滴... 何パックいれた？」

丸「 え？えっと... 2パック？ 」

村「 ... あかん！ 」





急に顔つきが変わったひな

慌てて立ち上がろうとするも大倉におさえられる





大「 どこいくん、無理やって 」

「 今は安静にしとけ 」






抑えるとひなは自分の口に指を入れた







丸「 何してるん！ 」

安「 どうしたん！？信ちゃん！ 」

村「 あかんっ、太るやろ...っ、太ったらあかんねん 」








ひなの口から出た言葉にみんなが驚いた





そうか






ひなの病気は...







「 ... ひな。もうやめろ。
太らへんから。大丈夫やから。な？ 」







摂食障害... これは拒食症や







「 お前それ拒食症やな 」

丸「 せやなぁ... 」

村「 摂食障害...？」

「 思い当たる節はあるやろ？ 」






本人も驚いているけど俺らの方が驚いている

コンプレックスひとつ無いひなが
まさか摂食障害になるなんてなぁ...

ホンマに人生何があるか分からへん






大「 信ちゃんの分も頑張るからゆっくり休んで 」

村「 仕事くらいさせてーや！」

「 あかん。ファン引くで？しっかり治療を受けろ 」





嫌がるけど何がなんでも休ませなあかん

少しでいいから、ひなが落ち着くまでは...

熱あるしほぼ強制的に入院にさせたひな

ここから長い戦いが始まった

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